2010年08月24日
工務店は何を..
数十年前、ハウスメーカー3種の神器を掲げて出現しました
それは、「住宅展示場」 「営業マン」 「工場生産」
いずれも、従来の大工や工務店に無いものでした
これに対し、大工や工務店はどう対抗したらよいか分からず、市場を荒らされるのを黙った見ているだけでした
それでも年間50棟以上こなしているような工務店のなかには、自前で3種の神器を揃えようする動きもありましたが、大手ハウスメーカーと同様、今になって無理がたたっているようです
つまり、3種の神器は時代遅れになったのです
「住宅展示場」をみて、フワ~っとなったのは昔、今では身の丈サイズの家を見学したほうが参考になると思っています
「営業マン」の話術ではなく、その向こうにある会社の姿勢や現場監督の技術力を知りたいのです
「工場生産」では制約が多すぎるし、自分らしい家が出来るとは思えません
さらに、大手はネットが苦手です(数年で人員が入れ替わるではブログなんてできませんよね)
いま、地方の時代がきた!
心からそう思います
地方だからこそできることは何か?
小さな工務店だからこそできることできることは何か?
以前、大手があみ出した3種の神器に変わる、地方の工務店ならではの新たな神器は何だ?
絶対にあるはずだ!
そんなことを日々考えていたら、同じような記事を見つけました
「工務店らしさ」。
まず見えてきたキーワードは、やはり「地域」 でした。
さらに「家守り」「顧客志向 」「理念・志」 ・・・これらは表面的には大手企業でもうたえることですが、拡大志向と相反する部分も多く、工務店に分があります。
小さいからこそ徹底できることがあり、そこを評価する住まい手は確実に増えています。
「スモール・イズ・ビューティフル」 の時代なのです
勇気がわいてきます
おかげさまです。ありがとう。
Posted by wingchair at 09:27│Comments(0)
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