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2008年04月29日

大阪大学でシックハウス!

「大阪大学:新設の研究棟を閉鎖 シックハウス症候群診断で」

4/22の毎日新聞にショッキングな記事が掲載された。

「阪大は棟内の空気を分析し、健康被害をもたらすおそれがある揮発性有機化合物の濃度を測ったが、値が低かったため、そのまま様子を見た。
 しかし症状はおさまらず、今月中旬には2人とも病院でシックハウス症候群と診断された。さらに今月から授業に使い始めると、学生数人も頭痛や鼻水などを訴えた。」



もし、新築した家でこんなことになったら..
  

2008年04月28日

連休の楽しみ


今年は3月に掛川ショールームをオープンしたこともあって、正月明けからほとんど休みを取っていませんでした。

だから、今回の連休(5/3~5/6)はとても楽しみです。

今のところの予定は、

①家庭菜園(去年土を入れ替えたので、かなり期待している。)

②息子の野球の応援(どのくらい上手くなったのか楽しみ。)

③模型造り(家の構造を説明する模型。仕事中になかなか時間がとれないので。)


なかでも、家庭菜園は、毎日新しい発見の連続で、とても楽しみです。

例えば、温室で育った苗を買ってきて、直ぐに植えると枯れてしまうときがあります。

「温室育ち」という言葉がありますが、枯れないにしても、ヒョロヒョロで風が吹くと倒れそうです。

種から育てたものや、苗が小さいうちに植えたものの方が、根っこがしっかりと生えて丈夫です。

「足が地に着く」とか「根付く」というのは、こういうことを言うのかとあらためて納得してしまいます。

人間も会社も同様で、そうありたいと願います。



最近はあえて小さい苗を選ぶことがあります。はじめは見捨てられそうなのに、一生懸命育っていって、最終的に実るのって、見ているほうも励まされます。

  

2008年04月26日

住まいは、いのちの箱である。

これは、以前、講習会に参加させていただいた「町の工務店ネット」のスローガンです。

町の工務店ネットは、全国各地の小さな工務店の集まりですが、人の命を育む住まい造りを真剣に勉強している団体です。

建材についても、メーカーの説明をうのみにしないで、自分たちで実験して確かめています。

「たとえば、珪藻土は健康にいい壁材といわれます。30種類ほど販売されています。珪藻土そのものの含有量は、3~80%弱までさまざまです。繋ぎ材も、危険な化学物質を使っているものもあったりして、これもさまざまです。
 魚沼産のこしひかりは、現地で生産される量の何倍もが出回っているそうですが、微量に含まれていれば魚沼産として売られるようなことが、建築建材でも起きているのです。安全や健康を謳いながら、実際には、問題になっている「ひき肉偽装事件」に近いようなことが、この業界でも起きているのです。」

このようにHPに記載されていますが、今はやりの珪藻土は、自分自身で固まることはできません。

そのためにバインダー(繋ぎ材)で固めるのですが、このバインダーが化学物質を含んでいるため、その含量をガスクロマト質量分析計によって測定し、その結果を公表しています。

また、バインダーによって、珪藻土の持つ多孔質が塞がれてしまうのではないかと危惧する左官屋さんのコラムも載っていますので、塗り壁にご興味のある方はぜひご覧ください。



ちなみにウィングホームがお奨めしている漆喰は、漆喰自身が固まる性質を持つため、危険なバインダーを含んでおりません。
  

2008年04月25日

励まされたこと

「励まされたときのこと書けって。何書いたらいいかわからん。」

食卓で中二の次男がぼやいた。

宿題らしいが、まだ、大きな挫折や後悔を経験したことがないのだろう。

少しはあるはずだけど、若い頃は前しか見ていないから忘れてしまっているのかも。




それに比べると私は、と思いを巡らせたら、昨日も励まされていた。



5年前に近所で、鉄骨3階建ての住宅を建てさせていただいた。

家主のG様は、もう70過ぎであるが、以前は建築設備の販売会社の重役だった。

そのお宅で、換気扇のフードから雨が逆流してしまい、それが壁のシミになっているのを昨日別件でおじゃましていたスタッフの鈴木が見つけた。

状況の報告を受けた後、謝罪と今後の補修内容を説明するために、夕方、私もG様宅に伺った。

「鈴木君が細かいこともよくやってくれてるよ。こういうことがあると、お宅に頼んで本当に良かったと思うよ。」

厳しいお叱りを受けることを覚悟していたのに、G様から、こんな温かいお言葉をいただいた。

申し訳なさと有難さで胸が熱くなった。

  

Posted by wingchair at 09:16Comments(2)日記・コラム・家族

2008年04月24日

クレマチス



ヘデラが絡みついた門柱を華やかにしています。  

2008年04月23日

2008年04月22日

恥ずかしいけど自宅お見せします

今週末、菊川市平尾で構造見学会があります。



同時に、希望者には、私の自宅もお見せする予定です。

新築から8年、子供を3人育てた家ですから、生活感や傷み具合などが手に取るように分かり、マイホーム計画のいい参考になると思います。



我が家の床は、桧の無垢板にオスモで着色したものです。8年も経つと表面は傷だらけで、薄皮が剥がれた部分は着色がとれて余計に傷が目立ちます。



見学会の前に少しは綺麗にしなくてはと、昨日タッチアップをしました。



これは工事のときの塗装前の写真。


アンティークな雰囲気を出すために塗装しました。
  

Posted by wingchair at 08:34Comments(0)工事・メンテナンス

2008年04月21日

猫をかぶったご老人



静岡市内で見かけた変な散歩風景。

なんで猫を背負っているのだろう?

気になって仕方なかったのだが、その5時間後、また同じ交差点で出会ってしまった。



勇気を出して聞いてみたら、ニコニコ答えてくれた。

背負っているのは5匹飼っているうちの一匹で、知らぬ間に癖になってしまったそうです。
  

Posted by wingchair at 10:00Comments(0)日記・コラム・家族

2008年04月18日

家を建てるのに適した季節



「着工するのに良い季節、悪い季節ってあるのですか?」

「梅雨の時期は建前を避けたほうがいいんですか?」

最近よく聞かれます。

「特にないですよ。梅雨の時期に建前したくないお気持ちはわかりますが、空梅雨もあるし、他の時期も台風や長雨があって予測は難しいです。」

「しいて言うなら、氷点下でコンクリートを打たないほうがいいので2月の基礎には注意が必要です。でも、暖かい日を選んで打設することや、混和材を入れることで2月でも大丈夫ですよ。」

こんなふうにお答えしています。



仕事柄、毎日天気は気にしているのですが、例年3月は第二の梅雨といっていいほど長雨が続きます。

それが、今年は、3月に雨が降らず、4月になってから雨が続いています。

梅雨のときも同じで、毎年1ヶ月前後のずれがあります。

そうこう言っているうちに台風の季節。

そう考えると、雨が降らない時期を予測するのは困難です。

建前から二日後には屋根の防水が終わりますので、この二日間、雨が降らないように神頼みするしかなさそうです。

ちなみに、私は晴れ男、監督の智美は雨男と言われています。
  

Posted by wingchair at 08:52Comments(0)工事・メンテナンス

2008年04月17日

赤レンガの倉庫



菊川駅前にひっそりと建っているが、あまり知られていない。

私自身も、この倉庫から100mほどのところで生まれ育ったというのに、ほとんど印象になかった。

それが、駅前区画整理の進行とともに、にわかに注目をあびている。

新聞などにも取り上げられたので知ったのだが、この倉庫は、明治時代にアメリカ向けの輸出茶の保管のために建てられたものらしい。

お茶の町菊川の歴史的価値のあるものなので、地元商店街は保存と活用を訴えている。

それに対し、市は、耐震工事、維持管理に1億円程度掛かるため、緊縮財政下ではとても不可能だと言う。

倉庫の向かいに住む先輩は保存会の一員。予算がないのなら立ち入り禁止にしてもいいから、せめて取り壊しだけは回避したいと言っていた。

しかし、そのためには区画整理の区画の変更をしなくてはならず、県からの補助金返納などの問題が生じるらしい。

どうして、区画整理の計画段階で、ここを残そうという発想がなかったのか。

いまさらだけど残念である。



倉庫のまわりには新築された住宅が並ぶ。

商店街の再生を願ったはずが、時流もあって住宅街になってしまった。  

Posted by wingchair at 08:44Comments(5)日記・コラム・家族

2008年04月16日

80年前の梁



このまえ購入した土地の一部に古い民家があります。

区画し直して分譲するので、壊さなくてはなりません。

見た感じで築80年くらいでしょうか。

この梁、うまくリユースできるといいのですが。

  

Posted by wingchair at 07:49Comments(2)工事・メンテナンス

2008年04月15日

ハンマーヘッドの気持ち悪いヤツ



身体はヌメヌメしていて、クネクネ動いてる。


 と

 を合体させたようだ。


こいつの親戚か?

現場で見つけたけど、なんて生き物だろう?
  

Posted by wingchair at 09:35Comments(2)日記・コラム・家族

2008年04月13日

上書き

「ねえ。もうすぐ5万キロだから、お祝いしよ。海で!」C3に乗っている妻からの提案。

「5万キロでやるやつはいないよ。せめて10万キロだろ。」面倒くさい私。

「えっ?あなたも昔5万キロでお祝いしたでしょ。ワインで。相手は私じゃなかったけど。」

やばっ。いつの話だ?ジムニーのときにはもう結婚してたし。親の車に乗ってた学生のころの話か?(何となく思い出してきた)

「私、5万キロになったらお祝いするものだと思っていたの。そのときから。」

そのときからって、もう20年以上前じゃないか。何にしてもこれは素直に従ったほうが良さそうだ。

「わかった。いいけどいつ行くの。今日も明日も見学会だぞ。」

「じゃあ、朝行かない?」

いつもは朝弱いくせにどうしても行きたいようだ。


ということで、今朝7時に二人で御前崎に向かった。



早起きは三文の徳と言うが、途中ハーブの販売所を見つけた。



ちょうど欲しかったので大量に購入した。



御前崎の岬を越えて



港の公園に入ったところで、ちょうど50000キロ。

「車下りよ。」

「なんで?」

「ワイン持ってきた。乾杯しよ。」



  

Posted by wingchair at 11:05Comments(4)日記・コラム・家族

2008年04月12日

メモをどうする?

お知らせの手紙やちょっとしたメモ。

引出の中だと忘れてしまいそうで、どこかに貼っておきたい。

冷蔵庫にマグネットで貼ったり、リビングの壁にコルクボードを吊るしたり、みなさんいろいろご苦労されています。

忘れちゃいけないから、見えるところに貼りたいのは当然のこと。

でも、このメモ類が部屋の美観を損ねているのも確かです。



先日完成したお宅は、キッチン横のユーティリティの一角にカウンターを設け、その前の壁にコルクボードを貼り付けました。

この場所なら、奥さんには見やすくて、部屋の美観を損ねることはありません。

カウンターの上に料理本を広げながらお料理するそうです。




今日明日で見学会を開催しています。ぜひご来場ください。
  

Posted by wingchair at 09:56Comments(0)プラン・インテリア

2008年04月11日

ダッジオーブンでご飯

昨日は冷えたので、今シーズン最後にはもってこいの日だった。

ちょうど魚沼産のこしひかりもあることだし、最後の料理はご飯にしよう。



でも、早く帰れなかったので、全部妻にお願いした。



おかずもヘルシーで、オカラのハンバーグや豆入りの温菜など。

味付けも控えめにして、食材の味を楽しんだ。



料理が終わって、3本残っていた薪をストーブに納めた。

これで今シーズンは終わり。

「お疲れさん。」とねぎらいながら、掃除してやろう。

(気づいたら室温は27度になっていました。)
  

Posted by wingchair at 08:21Comments(0)暖炉・薪ストーブ

2008年04月10日

電話機の置き場(視点を変えると⑧)


今では懐かしい黒電話。

昔、玄関先に置いてある家庭が多かったのは、電話を持っていない近所の人に電話を貸していた頃の名残のようです。

村に一台の時代から一家に一台の時代になっても、先入観から電話は玄関先に置かれていたのです。


さて、新築の際に電話機をどこに置くかは、部屋をすっきりさせるための大事なポイントです。

多くの方はLDKの一角を希望されますが、もう少し良い位置はないのでしょうか。

試しに、今お持ちの電話機の回りをご覧になってください。

電話帳の他にも、子供会の名簿やメモ、鉛筆やファイルで溢れていませんか?

電話機のまわりは意外とモノが集まります。

せっかくの新築のLDKがモノで溢れないように、LDKには子機だけを置くようにして、親機は死角になる位置に置くようにお奨めしています。

パソコンコーナーがある場合には、そこに置くのもいいでしょう。


いずれにせよ、携帯電話やメールの普及で、固定電話の存在価値は薄れてきています。

もはや電話機がLDKの一角を占有する時代は終わっているのかもしれません。


先日お引渡ししたお宅は2階のホールに親機用の置き場を造りました。

  

Posted by wingchair at 09:25Comments(0)プラン・インテリア

2008年04月08日

野菜丸ごとスープ

「丸ごとコンソメで煮てみたら、甘くて美味しかったよ。ありがとね。」

朝、ご近所さんからタマネギのお礼を言われた。

そうか!その手があったか。

午後から雨で温度も下がるだろうし、ストーブするには丁度いい!



タマネギは丸ごと2個。キャベツは半分。ニンジンは5つに割って。ソーセージとコンソメと塩で味付け。


「なんで、ストーブで作ると旨くなるだ?」食事中、次男が聞いてきた。

いい質問だ。(ニンマリ)

「遠赤外線の効果だよ。食べ物を柔らかくするのに、温度だけじゃなくて遠赤外線で柔らかくするから旨くなるんだよ。」

「人間は、昔から長い間、石で火を囲んで料理してただろ。石からも遠赤外線が出てるから、その味に慣れてるんだと思うよ。」

「それとダッジオーブンのフタは重いだろ。だから沸騰しても圧力鍋みたいに高圧になるからだよ。」

息子は分かったような分からないような顔をしていた。


料理が終わった後、室温は24度、湿度は40%。 今朝は室温21度、湿度41%だった。
  

Posted by wingchair at 11:48Comments(3)暖炉・薪ストーブ

2008年04月07日

リフォームで薪ストーブ



ウッディな内装に赤のアンコールが映えます。

アンコールは事務所でも使っているのですが、火力が細かく調整できること、トップでも炉内でも料理が楽しめることが魅力です。



キッチンはアイランドにレイアウトしました。

中古住宅のリフォームでしたので、ビフォーはこんな感じでした。



(壁面のタイルは一部残してあります。)

今日は、このお宅の引越しの日です。(天気がもつといいのですが..)



ウィングホームは不動産業も営んでおります。

中古住宅をお探しの方、その耐震診断やリフォームのお見積を知りたい方、どうぞお気軽にご相談ください。
  

Posted by wingchair at 08:29Comments(4)工事・メンテナンス

2008年04月06日

子供を不良にするプラン?

「玄関から直接2階に上がれる間取りは、子供を不良にする!」という記事を読んだことはありませんか?

だいぶ前ですが、若者が自宅の2階で女性を監禁殺害するという悲惨な事件が起こりました。

それを同居の親が気づかなかった(気づいていないふりをした)ことも異常だと注目されました。

その家が、玄関から直接2階に上がれる間取りだったので、それから玄関階段についてマイナス意見が増えたように思います。

確かに、友達がチェックできない、夜遅く抜け出やすいなど、もっともらしい理由はあります。

でも、本当のところはどうなのでしょうか?


幼稚園や小学校のときには、階段の位置に関係なく、子供は親の近くに居たがります。

そして年頃になって、反抗期になると「親の干渉を受けたくない。」と思うのは当然のことです。

自分の子供の頃を思い出しても、友達と集まるのは、親が留守の家や、商売していて干渉されない家が多かったのではないでしょうか?

つまり、子供の視点で考えると、リビング階段の家よりも、玄関階段の家のほうが、友達を呼ぶにも遊びに行くにも気楽だということです。

リビング階段だからといって、あまりジロジロ観察すると、いつまでも友達のところから帰ってこなくなって、不良化が始まるかもしれません。

親子でも、一定の距離感が必要な時もあって、そういう場合には玄関階段のほうが都合がいいかもしれません。



じゃあ、私はどっち派かというと、それでもリビング階段が良いと思います。

毎朝、食卓に座って、階段を下りてくる子供達と「おはよう。」と挨拶を交わします。

長女は鼻歌を歌いながら、長男は眠そうに、次男はシャンと背筋を伸ばして。

何気ない日常ですが、その姿はいつまでも忘れないでしょう。
  

Posted by wingchair at 09:35Comments(0)不動産

2008年04月04日

リビング階段(視点を変えると⑥)

最近かなり人気のあるプランです。

家の真ん中にリビング、その周りに各部屋を配置することで、廊下を無くすセンターリビングというプランでは、だいたいリビングに階段が設けられます。

一番の理由は、子供が2階にあがるとき、必ず家族と顔を合わすことができるということ。どんな友達を連れてきたのか判ることも嬉しいようです。

「ただいま!」「お帰りなさい。」「あら、○○君。いらっしゃい。」楽しいイメージが広がります。

でも、何にでも表と裏があります。

我が家もリビング階段なのですが、一番のデメリットは、パブリックスペース(リビングなど来客も使う場所)とプライベートスペース(浴室など家族のみが使う場所)が交錯しやすいことです。

お風呂から出てパジャマに着替えた家族は、リビングにいる来客の隣を通って2階に上がらなくてはなりません。

娘がお風呂に入ると、来客は気まずくなって帰り支度を始めてしまいます。

もう一つ、リビング階段は、1階と2階がつながっているわけですから、先日書いた吹抜けのデメリット(冬寒い、音が通る)は受け入れなくてはなりません。

ちなみに、吹抜けを落ちてくる冷たい風(コールドドラフト)は、リビング階段のほうが顕著に感じられるようです。




上図は、リビング階段のメリットを生かしながら、デメリットを無くしたプラン。リビングと階段の間にドアを設けたものです。脱衣室からも直接2階に上がれるようになっています。
  

Posted by wingchair at 09:54Comments(0)プラン・インテリア