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2008年04月06日

子供を不良にするプラン?

「玄関から直接2階に上がれる間取りは、子供を不良にする!」という記事を読んだことはありませんか?

だいぶ前ですが、若者が自宅の2階で女性を監禁殺害するという悲惨な事件が起こりました。

それを同居の親が気づかなかった(気づいていないふりをした)ことも異常だと注目されました。

その家が、玄関から直接2階に上がれる間取りだったので、それから玄関階段についてマイナス意見が増えたように思います。

確かに、友達がチェックできない、夜遅く抜け出やすいなど、もっともらしい理由はあります。

でも、本当のところはどうなのでしょうか?


幼稚園や小学校のときには、階段の位置に関係なく、子供は親の近くに居たがります。

そして年頃になって、反抗期になると「親の干渉を受けたくない。」と思うのは当然のことです。

自分の子供の頃を思い出しても、友達と集まるのは、親が留守の家や、商売していて干渉されない家が多かったのではないでしょうか?

つまり、子供の視点で考えると、リビング階段の家よりも、玄関階段の家のほうが、友達を呼ぶにも遊びに行くにも気楽だということです。

リビング階段だからといって、あまりジロジロ観察すると、いつまでも友達のところから帰ってこなくなって、不良化が始まるかもしれません。

親子でも、一定の距離感が必要な時もあって、そういう場合には玄関階段のほうが都合がいいかもしれません。



じゃあ、私はどっち派かというと、それでもリビング階段が良いと思います。

毎朝、食卓に座って、階段を下りてくる子供達と「おはよう。」と挨拶を交わします。

長女は鼻歌を歌いながら、長男は眠そうに、次男はシャンと背筋を伸ばして。

何気ない日常ですが、その姿はいつまでも忘れないでしょう。
  

Posted by wingchair at 09:35Comments(0)不動産