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2013年06月05日

茶草場って?

菊川の都会?、駅前商店街で生まれ育った私は、農村部で遊ぶのが大好きでした

茶畑の畝(うね)の間に隠れたり、畝から畝へ飛び移ったり...

畝にはワラのような枯草がたくさん敷き詰められていて、柔らかなクッションのようでした

茶草場って?

そんな当たり前の風景が、世界農業遺産に選ばれるとは!

茶草場って?

ちいさいころ不思議だった羽のないバッタなんかも、地域独特の生物だったんですね!


(以下、掛川市のHPより抜粋)
 
茶草場農法とは、茶園周辺で刈り取ったススキやササなどを、茶畑に有機肥料として投入する農法です。この投入する草を刈り取る採草地を、茶草場と言います。かつては、日本各地で見られたこの茶草場農法ですが、生産方法の変化や時代の変化にともなって、現在では、静岡県など、ごく一部だけで続けられています。その中でも、静岡県のお茶農家は、この農法を行うことでお茶の品質が向上すると信じて、伝統的に行ってきました。
 そして、この伝統的に継続されてきた茶草場農法が、茶草場を貴重な生物(キキョウ等の植物や、羽のないバッタ「カケガワフキバッタ」等の動物)が住む特別な場所と変えていったのです。
 良いお茶を作ろうとする農家の営み・努力と生物多様性の確保が両立しているこの地域は、世界的にも非常に珍しい事例です。
 そこで、現在、茶草場の存在が確認されている掛川市、菊川市、島田市、牧之原市、川根本町の5市町で協力して「静岡の茶草場」世界農業遺産推進協議会をつくり、登録を目指して活動をしてきました。
 世界農業遺産(GIAHS)国際会議では、より良いお茶の生産をするために、当地域で伝承され取り組まれ続けてきた茶草場農法により、茶農家が茶園周辺の半自然草地、すなわち茶草場の草を刈り取り管理することで、生物多様性保全が守られるという、生物多様性保全と持続的な自然と共生する農業生産活動の面で評価を頂きました。


『しかし、世界農業遺産の登録は、ゴールではなく、新たなスタートです。』と書かれているように、後継者不足、農地の集約化のなか、伝統的な農法を継承していくのは困難なことだと思います

 この登録をチャンスにブランド化、地域活化の道が開けることを期待しています


おかげさまです。ありがとう。

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