2007年11月25日
パームオイル
マレーシアといえば、森の人(オランウータン)の住む密林が残された国。
昨年、結婚20周年旅行に行ってきた。
オランウータンには会えなかったが、マングローブの森を探索するエコツアーに参加した。
さて、クアラルンプールに着陸するときに、窓から広大なヤシの木の畑を目にした。
見たことのない光景だったので、入国早々ガイドに尋ねたらアブラヤシの農園だと言う。
何に使うのかと聞くと、パームオイルとして食品をはじめいろんなものに使われていて、マレーシアの特産だと教えてくれた。
(静岡空港に降りたった乗客が、茶畑のことをアレコレ聞くのと同じようなものです。)
そのパームオイルがバイオ燃料の原料として注目されている。
それはいいのだが、その需要を見越して、アブラヤシの農園を拡大するために、森林が破壊されていることを新聞のコラムで知った。
保護活動も間に合わず、このままだとオランウータンが絶滅の危機にあるという。
CO2削減のためのはずのバイオ燃料が、かえって森林破壊を招いてしまう。
市場経済の原理なのだろうが、なんとも釈然としない。

オランウータンには会えなかったが、マングローブの森を探索するエコツアーに参加した。
さて、クアラルンプールに着陸するときに、窓から広大なヤシの木の畑を目にした。
見たことのない光景だったので、入国早々ガイドに尋ねたらアブラヤシの農園だと言う。
何に使うのかと聞くと、パームオイルとして食品をはじめいろんなものに使われていて、マレーシアの特産だと教えてくれた。
(静岡空港に降りたった乗客が、茶畑のことをアレコレ聞くのと同じようなものです。)

それはいいのだが、その需要を見越して、アブラヤシの農園を拡大するために、森林が破壊されていることを新聞のコラムで知った。
保護活動も間に合わず、このままだとオランウータンが絶滅の危機にあるという。
CO2削減のためのはずのバイオ燃料が、かえって森林破壊を招いてしまう。
市場経済の原理なのだろうが、なんとも釈然としない。
Posted by wingchair at 08:43│Comments(0)
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