2010年08月14日
親の背中
先日、長男の引越しの手伝いに行ったとき尋ねてみました
「なんで、おまえとか姉貴には、いい出会いがあるのだろう?」
「たぶん、目標への意識が高いからじゃない」
(というような答え)
「 じゃあ、なんで意識が高いの?」
「それは父さんの背中を見て育ったから(笑)」
一瞬言葉を失いました
子育てや家族との関係に、自信を持っている人はそんなにいないでしょう
私も最近、自問自答することがあったので、
親にとってこんなに嬉しい言葉はありません
「おまえ、よくそんなセリフ言えるな。普通40過ぎないとわからんぞ。」
こう返すのがせいいっぱいでした
実際、私が父の背中を見て育ったと思えるようになったのは最近です
私の両親はパン屋で、ほぼ毎日営業していました
私が子供だったときのころを思い出しても、親が働いている姿しか記憶にありません
それもあってか、ウィングホームは盆暮れ正月以外、年中無休にしています
スタッフには休みをずらしてもらっていますが、私は毎日会社に出ます
こういう状態をワーカホリックという人もいるかもしれませんが、私にとっては全く自然なことです(今日も)
ときどき理由を考えるのですが、やはり親の背中を見て育ったからとしか言いようがありません
長男は今東京に住んでいますが、まだ私の背中を見ているような気がします
これから親父は何をするのか?
若い価値観のなかで、正しいかどうか?
背筋が伸びる思いです
おかげさまです。ありがとう。
Posted by wingchair at 10:02│Comments(0)
│日記・コラム・家族