2011年04月06日
孫氏の警告
今朝は4度(6時25分)
車には霜が降りていました
放射冷却現象のせいでしょうか?
さて、経済は「経世済民」が語源だと言われています
意味は「世を治め(経め)民を救う(済う)」ということです
私の尊敬する企業家は、故人では中村天風氏、現役では孫正義氏(ソフトバンク社長)です
『事業をしている人は、世のために貢献するというのが最終の目的であるか?』
中村天風氏の言葉です
孫氏は震災義援金として100億円を寄付するそうです
私は、東京で帰宅難民となって足止めを食らい、そのときにツイッターの情報力に感銘を受け、それ以来、毎日震災情報をチェックしています
孫氏の発言もフォローしているのですが、彼は、この震災を国難ととらえ、自分にできることは全て実行するという気迫を感じています
孫氏も言っていますが、日本の政府、東電、マスコミの対応は不思議なほど遅れています
原発の事故処理は今さらやむを得ないのかもしれませんが、海外で当たり前の情報が全く配信されていません
例えば
福島上空の風向きが毎日天気予報でとりあげられていますが、その後、風はどこに流れていくのか?
海の方に向かっているような気がしますが、日によってはブーメランのように日本に戻ってきています
放射性物質がどのように拡散するのかは、国民が自己責任で判断するために必要な情報です
ドイツやイギリスでは震災直後から放映されている放射能予報を、孫氏はヤフーにリンクしました
(これを見る限り、雨にはあたらないように注意したほうがいいです)
あまり知られていないことですが、今、日本人がただ同然でネットが使えるようになったのは孫氏の功績です
ネットが今回の震災でも多くの命を助け、多くの希望を与えています
まさに、「経済が人を救う」です
ところで、なぜ、政府は非難地域を拡げないのでしょうか?
(孫氏は、30キロ圏内は屋内待機ではなく避難すべきだ主張して、自ら被災地に出向いています)
思うに、全国の原発は国の重要拠点から10キロ以内に建ててはならないというような法律があって、この距離を拡げたくないからではないでしょうか
例えば、浜岡原発でいうと20キロが立ち入り禁止区域となると、東名、新幹線、空港、国道などほとんどの交通機関で有事には、通行が不可能になってしまいます
いずれにせよ、様々な裏事情があって、情報が正しく伝わってこないのは確かなようです
目に見えない放射能にどう対処するのか
大げさだと思うのか、慎重になるのか
人それぞれだと思いますが、孫氏はかなり深刻に受け止めていて、テレビではとても放映できない対談をユーストリームで配信することで警告しています
(田原 総一朗×孫 正義 対談 ~東日本大震災について)
一見の価値はあると思います
おかげさまです。ありがとう。
Posted by wingchair at 08:48│Comments(0)
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