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2011年12月19日

自然素材の見分け方

自然素材の見分け方

先日お打合せしたお客様から、「自分は細かいところが気になるタイプなんですが」と前置きがあってから、質問をいただきました

「ウィングさんの見学会で塗り壁をよく見ると、壁と枠との間に隙間があるのが気になるのですが。。。」

とても申し訳なさそうでしたが、私の気持ちは、

「よくぞ聞いてくれました!」です

聞いてくれなきゃ、施工が汚いと思われたままでした

答は...

ウィングホームでは、施工が簡単かどうかで材料を選ぶのではなく、身体に悪くないかどうかで選ぶから、たまにこのような隙間が出てしまうとということです

もっと言うと、「『壁』と『枠』の材質が他社とは違う」ということです


同じ塗り壁でも、うちのように100%自然素材の漆喰と、ボンドが混ざっている珪藻土系の塗り壁では全く性質が違います

漆喰や土壁はそれ自体が固まりますが、石や土と同じように、伸び縮みしません

珪藻土系はそれ自体が固まらないため、ボンドが混入されています

このボンドはビニールのように伸び縮みするため、隙間が開かないのです

※最近目にしたコラムです

(漆喰と珪藻土のちがい)
漆喰には固まる性質がありますが、珪藻土にはその性質がなく、壁を塗るためには固化材(接着剤)等の補助的物質が必要です。
固化材が劣化すれば珪藻土はバラバラになってしまいますし、防カビ剤も別に必要になってきます。なにせ珪藻土は使われだしてから約30年に対して、漆喰は約5000年も前から使われているのですから。


また、家に使われる枠材にも天然木と、偽物(表面に木目がプリントされたもの)があります

天然木は乾燥するとほんの少し痩せることがあります

偽物は痩せることがありません(そのかわり表面のプリントが剥がれることがあります)


だから、うちのように天然木の枠と漆喰の壁を併用すると、まれに隙間があくことがあるのです

もちろん、隙間は無い方がいいです

だから、なるべく乾燥した木を使うようにしています

でも、隙間が無い方がいいからといって、身体に悪いボンドがたくさん使われている塗り壁材などは使いたくありません



隙間が全くない=自然素材じゃない

ということ


そういう目で家をみると、新しい発見があるかもしれませんね


おかげさまです。ありがとう。

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