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2015年04月22日

パッシブは風より太陽を旨とする

業界紙「日経ホームビルダー」に卓越した記事がありました

寄稿したのは松尾設計室代表の松尾氏

パッシブは風より太陽を旨とする

なんちゃって省エネ住宅が多すぎるとなげきながら、データをもとに何が大切かを説いています


「パッシブデザイン」とは、一言でいうと「太陽に素直な設計」

「風による省エネ効果は微々たるもの。しかもシミュレーションしても読み切れない。」

そうそう

20年前から『太陽と風と元気の出る家』と銘打って省エネ住宅を手掛けてきた私も同感


「冬の日射は誰もが拾えるお金」

「1間×1間の掃出し(テラス窓)から取得できる熱量は554w。コタツ1個分に相当する。」

「逆に夏は、庇がないと同様の掃出しから647Wの熱量が入ってくるが、庇がきちんと設置されていれば53Wまで低減できる。」

日射はもろ刃の件ですね


「夏は冷房でごまかし、冬は暖房でごまかす。脳や体温をつかさどる自律神経に「暑い」と「寒い」の信号が同時にいくのだから、これを続けていることが様々な病気を引き起こしているのではないか。」

そうそう、同感です

そして、解決策は理論的には簡単です

家の構成要素である壁、天井、床の温度をコントロールすること(蓄熱)で、このダブルバインドを減らして健康的な環境にすることができます

それが外断熱の効果なのです


「人間は絶対湿度が12~13g/㎏を超えると蒸し暑さを感じる。梅雨から夏に掛けては20g/㎏を超えるから、この時期は通風するより、窓を閉めて除湿か冷房をしたほうがいい。でないとカビ、ダニを発生する。」

そうなんですよ

そして、湿度を下げるのに、漆喰が一番手軽で有効なんです


そして、最後のほうで『小屋裏エアコン』に触れていました

私は15年間、小屋裏エアコンを提唱し続けていましたが、他の人がこの工法を紹介している紙面を初めて見ました

「冷房費は、8月の1カ月間点けっぱなしでも電気代5000円だった。1日換算170円で家全体が爽やかで快適。」

そうそう

これが冷熱の蓄熱の効果です

私はお引渡し前のお宅で実験しましたが、1ヶ月3000円でした


今回の記事はとても共感できました


ご縁を大切に、ご縁を楽しむ毎日を

おかげさまです。ありがとう。










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