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2016年02月11日

エアコンの 連続運転VS間欠運転 どっちが得か?

業界紙(日経ホームビルダー2月号)に載っていた記事です


私は10年以上前に建てた自宅での実験の結果から

ずっとエアコンの24時稼働を奨めていたのですが

ようやく最近になって高気密高断熱住宅が増えてきて

その効能が取り上げられるようになってきました



といっても、私の一押しの「小屋裏エアコン」じゃなくて

普通に居間の壁についているエアコンの話です



記事ではデータを表示して

高気密高断熱の家では、『連続運転』も『間欠運転』も電気代はほとんど変わらないことを説明しています

とはいっても、「付けっぱなしはダメ」との躾をうけて育っているので、連続運転には抵抗がある人も多いです



でも記事では

連続運転は自動車でいう5速運転(燃費がいい)

連続といってもセンサでオンオフされるし、深夜電力が安いから電気代はさほど上がらない

間欠運転にすると1日のうち6時間も20度を下回る

間欠運転では部屋間の温度差からヒートショックが起こりやすい

カビ、ダニ、寒さへの我慢を考えると連続運転が望ましい

と、連続運転のメリットを繰り返し強調しています


私も湿度調整は不可欠ですが、連続運転のほうをお奨めしています



同じ雑誌の別の記事に断熱と血圧の関係が取り上げられていました


高断熱化⇒全館暖房⇒健康リスクの低減


ウィングがずっと目指してきたことですが、ここにきて全国的な潮流になってきたので嬉しいです


いつかに小屋裏エアコンも紙面をにぎわすのでしょうか



ご縁を大切に、ご縁を楽しむ毎日を

おかげさまです。ありがとう。





  

2015年11月24日

工務店のあり方を発信

ウィングホームのクレド(基本方針)の一つに、

【住文化の創造】私たちの家づくりを通じて、日本の家の進化に寄与し、地域の工務店のあり方を全国に発信しています。

があります



どういうことかというと、

日本、特に静岡の気候にあった家づくりを広めること

高気密高断熱の家の正しい使い方を広めること

地域の工務店の役割を広めること

です


とても大きな目標ですが、大海の一滴であってもいいから、何らかの発信を続けたいと思っています


具体的に何をしているかと言うと

ウィングで開発した「外断熱塗壁工法」は全国の工務店で採用されています

15年前から提唱していた「小屋裏エアコン」は今年くらいから徐々に全国に広まっています

モデルハウスを解放する地域貢献のスタイルが全国で注目されています

他には、ウィングならでは折込チラシも全国に広まっています


「全国に」って言うと大げさに聞こえるかもしれませんが、ウィングホームには北海道から九州までの同業者の方が数多く来社してくれています

もちろん、お互いに情報交換させてもらっているで、ギブ&ギブの素晴らしい関係が続いています


昨日は長野の工務店さんが、来春からご子息をウィングで修業させたいとわざわざお見えになりました

とても光栄なことです


営業エリアを同じくする近隣の工務店さんも同様で、謙虚な工務店さんは、勉強させてほしいと正直に言ってきてくれます


ただ残念なのは、内緒で見学会に来る同業者の方がいることです

だから最近チラシに、

☆お願い☆実際にお施主様が住まわれるプライベートな空間です。お家づくりを真剣に考えている方に限らせていただきます。

と書き添えさせていただきました


お客様は「自分たちもたくさん見学会を見せてもらったから今度は自分たちの番です。」と、大きな愛で大切なマイホームを公開してくれています

だから、偽りの気持ちで立ち入ることは止めて欲しいと思います


うちのスタッフは真剣にお客様のことを考えて毎日真剣に働いています

その気持ちを蔑ろにするようなことは止めてください


ウィングホームのクレドの一つに

『私たちのサービスは全て良心に基づくものです。』

があります


同じ家づくりをしているのですから、勉強したいという気持ちであるのなら正直に言ってから見学会に来てください

ギブ&ギブの関係が築けそうなら喜んでお受けしますから

お互いに情報交換をして工務店のあり方、地域の家づくりを進化させましょう!


でも、もし、それが経営者からの指示だったとしたら大変悲しいことです

勉強ではなく偵察になってしまい、社員さんは心苦しいはずですから



今までも、そして今でも、ウィングホームの家づくりやサービスを模範されたとしても、それが『工務店の底力のアップ』につながればいいと思っています

だから、こっそりやってくれるのは結構です

でも、うちのお客様やスタッフが、これから家づくりを考えている人の役に立ちたい、家づくりの悩みや不安を少しでも減らしてあげたいと、純粋に思う気持ちを分かってください



ご縁を大切に、ご縁を楽しむ毎日を

おかげさまです。ありがとう。



  

Posted by wingchair at 19:18会社・イベント・見学会

2015年10月10日

夏の3ヶ月間エアコンを付けっ放しにしてみたら

ウィングホームでは、8年以上も前から『小屋裏エアコン』をお勧めし続けてきました

とても快適で、人の健康にも家の健康にも最適な冷房なので多くの人に知ってもらいたくて、全国にも発信しているのですが、普及するまでは時間が掛かりました

理由の一つは、エアコン一台で家中冷やすためには、断熱性が一定レベルを超えている必要があること

そして、もう一つの理由は、電気代が跳ね上がりそうで心配なこと

この点については、いろんなデータをお見せして電気代が安くなることをご説明しているのですが、心情的に難しいようです

付けっ放しといっても、実際には温度センサでオンオフを繰り返すので、ずっと電気を使っている訳ではないのですが、この辺は理系脳でないと理解しにくいのかもしれません

(もっと詳しくお知りになりたい方は、右欄のブログ内検索に『小屋裏エアコン』と入力して検索してみてください)



今年の夏も、素顔の展示場としてお借りしているお宅で小屋裏エアコンを付けっ放しにしておきました

人が住んでいませんので、中電の請求額はほぼエアコンの電気代ということになります

さて、その金額は?




二つ合わせた期間は6/25~9/2だから、約3ヶ月(細かく言うと3ヶ月+8日)

請求額は合計で13700円(税込)

3で割って4566円が小屋裏エアコンの電気代かというとそうではなくて、そのうちの1512円が基本料金だから

差引3054円がエアコン代となります


快適な全館冷房をしても

一日100円の電気代で済みます


それでも高くないかとお考えの方に知ってほしいことがあります

エアコンを全く使わない生活に比べたら1日100円余分に掛かってしまいますが、どうしても我慢できないときだけエアコンを点ける生活をしていても1日100円は掛かります

もし、リビングだけでなく子供部屋とか寝室も点けたり消したりしていると、倍額の一日200円掛かってしまうのです!

これは昔自宅で実験したのでほぼ明らかです

2007年の記事


最近はネットでも同様の実験が出ているので「エアコンを付けっ放しにしてみたら」で検索してみるといいと思います



さて、ここからはマニア向きのデータです

このお宅はEライフプラン(3時間帯別電灯)ですから、使う時間帯別に電気料金が変わってきます


デイタイム(9~12時) 電気料金35.61円/Kw

ホームタイム(7~9時、17~23時) 電気料金25.43円/Kw

ナイトタイム(23時~7時) 電気料金13.45円/Kw


それぞれ8時間が割り当てられていますが、これをみるとナイトタイムの電気代を使いたくなりますよね

それもそのはず、国内で電気需要が高まる日中の時間帯を高くしてそうでない夜間を安くすることで、電気使用の分散を図るのが目的のプランですから


エアコンはどうしても日中(デイタイム)の稼働が増えそうですが、どうだったのでしょう?


明細をみると

デイタイム(9~12時) 128Kwh

ホームタイム(7~9時、17~23時) 183Kwh

ナイトタイム(23時~7時) 97Kwh

となっています


思いのほか、デイタイムとナイトタイムの差がありませんね

これは嬉しいことです


理由は、外断熱の家の蓄熱量が高いためです

夜間に建物が十分に冷やされるため昼になってもエアコンがオンになりにくいということです


今回は割愛いたしますが、蓄熱はとても重要なんですよ



ご縁を大切に、ご縁を楽しむ毎日を

おかげさまです。ありがとう。







  

2015年04月22日

パッシブは風より太陽を旨とする

業界紙「日経ホームビルダー」に卓越した記事がありました

寄稿したのは松尾設計室代表の松尾氏



なんちゃって省エネ住宅が多すぎるとなげきながら、データをもとに何が大切かを説いています


「パッシブデザイン」とは、一言でいうと「太陽に素直な設計」

「風による省エネ効果は微々たるもの。しかもシミュレーションしても読み切れない。」

そうそう

20年前から『太陽と風と元気の出る家』と銘打って省エネ住宅を手掛けてきた私も同感


「冬の日射は誰もが拾えるお金」

「1間×1間の掃出し(テラス窓)から取得できる熱量は554w。コタツ1個分に相当する。」

「逆に夏は、庇がないと同様の掃出しから647Wの熱量が入ってくるが、庇がきちんと設置されていれば53Wまで低減できる。」

日射はもろ刃の件ですね


「夏は冷房でごまかし、冬は暖房でごまかす。脳や体温をつかさどる自律神経に「暑い」と「寒い」の信号が同時にいくのだから、これを続けていることが様々な病気を引き起こしているのではないか。」

そうそう、同感です

そして、解決策は理論的には簡単です

家の構成要素である壁、天井、床の温度をコントロールすること(蓄熱)で、このダブルバインドを減らして健康的な環境にすることができます

それが外断熱の効果なのです


「人間は絶対湿度が12~13g/㎏を超えると蒸し暑さを感じる。梅雨から夏に掛けては20g/㎏を超えるから、この時期は通風するより、窓を閉めて除湿か冷房をしたほうがいい。でないとカビ、ダニを発生する。」

そうなんですよ

そして、湿度を下げるのに、漆喰が一番手軽で有効なんです


そして、最後のほうで『小屋裏エアコン』に触れていました

私は15年間、小屋裏エアコンを提唱し続けていましたが、他の人がこの工法を紹介している紙面を初めて見ました

「冷房費は、8月の1カ月間点けっぱなしでも電気代5000円だった。1日換算170円で家全体が爽やかで快適。」

そうそう

これが冷熱の蓄熱の効果です

私はお引渡し前のお宅で実験しましたが、1ヶ月3000円でした


今回の記事はとても共感できました


ご縁を大切に、ご縁を楽しむ毎日を

おかげさまです。ありがとう。








  

2014年08月25日

素敵なヒトが住んでるから素敵なイエなのか、素敵なイエだから素敵なヒトなのか?

ウィングファミリーさんバスツアーにご参加いただいた方から文才豊かな感想をいただきました



今回は、築1年、2年、5年の3軒のお宅にご協力いただき、住んでいるそのままの日常をご見学いただきました

いつも思うのですが、ウィングファミリーさん(OBさん)は本当に人のことを大切にしてくれるひとばかりです

「自分たちも家をつくるときにいっぱい悩んで、そのときに見学会やお宅訪問で参考にさせてもらったので、今度は自分たちの家を見て参考にしてもらいたい」

優しさの好循環ですね




一軒目のお宅は小屋裏エアコンを活用してくださっていました

これ一台で家中を冷やしています

「なんか涼し~」

「涼しさの質が違う」

とのご感想をいただきました

驚くことに、小屋裏以外のエアコンはまだ購入していないそうです



二軒目のお宅はリビングと2階の寝室のエアコンを付けて待っていてくれたのですが、いつものクセで窓全開でした

このお宅は小屋裏エアコンが付いていないのですが、それでも2階のほうが1階より涼しいことに参加者は驚かれていました

私から理由を説明させていただいたのですが、その理由の一つに「ウィングホームの外壁が軽くて蓄熱量が少ない」ことがあげられます

20年間、「冬暖かいだけじゃなくて、夏涼しい家」を追及してきた成果です



仲良し4人兄弟姉妹?


三件目のお宅はエアコンは付いているけど稼働していませんでした

この夏もよほど暑くない限りエアコンなしで過ごしたそうです

昨日も4時をまわっていたせいか本当に涼しい風が入っていました


真夏のOBさんツアーは、一番暑い時期を狙って開催するので、夏の暮らしぶりが分かって好評です


もう一つ、今回驚いたことは、家の生活臭がしないということです

これは、ご訪問したウィングファミリーさんも言っていて

一軒目のお宅は、ちょうどその日の朝チーズを焦がしてその匂いが充満していたそうですが、昼過ぎには消えていたと...

参加者も誰一人、チーズの臭いに気づきませんでした

二軒目のお宅は、お友達からトイレの臭いがしないとよく言われるそうです

三件目のお宅は、この夏2週間の里帰りから帰ってきて、玄関をあけた瞬間に新築のときに嗅いだ匂いに包まれたそうです

これ漆喰の消臭作用なんです


実際に暮らしているお宅を見学すると、他にもいろんな発見があって大好評です

喜んでお宅見学をさせていただいたウィングファミリーの皆様、本当にありがとうございました

また、ご参加いただいた皆様、この企画を計画実行してくれたスタッフ、みなさんに感謝です


ご縁を大切に、ご縁を楽しむ毎日を

おかげさまです。ありがとう。


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自然素材と外断熱により従来の家の欠点・デメリットだった結露を解消し
アトピー、アレルギーとは無縁の空気のきれいな暮らしを提供
内装も外装も漆喰の塗壁による仕上げが得意な注文住宅の工務店
営業エリア(静岡県菊川市・掛川市・御前崎市ほか車で40分以内)
外断熱でつくる無添加住宅  ウィングホーム株式会社


不動産情報はこちら
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2013年12月15日

掛川市上張で住宅見学会



もっと早くコマーシャルしなきゃですね...

昨日今日で完成見学会を開催しています

はなれハウスです

準備のときに覗いてきたのですが、すっごく考えられたいい間取りですよ

はなれをお考えの方は、ご覧になるといろいろ参考になると思います


さて、ウィングホームの案内チラシは独特ですよね

毎月2軒の見学会を続けながら試行錯誤を繰り返し、今のカタチになっています

もちろん、これからも進化していくと思いますが、その中心にあるのが『お施主様インタビュー』です



こんなふうに直接お施主様に時間をとっていただいてインタビューしています

だから、家づくりへの思いが伝わってくるんですね


『お施主様にインタビュー』

6年前に両親が実家を建替えする時に、隣にスペースを空けてくれてあったので、ハナレを建てることにしました。
自分も子どももアレルギーを持っているので、無添加住宅の赤ちゃんの看板がいつも気になってて、そんな時に「あの赤ちゃんの看板のお家」の見学会のチラシが入っているのを見つけて、見学会に行ってみたのが始まりでした。
そのうちに、会社の同僚が何人かウィングさんで家を建てる事になって、いつも「どう?」って話しを聞いていました。「わがまま聞いてくれるよ!ハウスメーカーではできないこともやってくれる」いろいろ話しを聞いて、「そんなこともできるんだ。。。」って夢がふくらんでいきました。実際にウィングさんで話をしてみると、本当にわがままを聞いてもらえました。何を言っても「良いですよ!」って言ってくれて、納得いくまで聞いてくれました。私たちはハナレという事もあって、敷地は限られていましたが、夢はいっぱいでした。
アパートだと収納が少なくて物が溢れてしまっていたので、収納を多く欲しかったり、アレルギーがあるので、できれば自然素材がいいなぁと思っていたので、漆喰のお家にしたかったり、花粉の時期でも洗濯物を干せるようにランドリールーム(サンルーム)を作りたかったり。。。敷地が限られていたので、どこまで叶えられるか期待と不安でドキドキでしたが、全部聞いてくれてとってもいいプランを考えてくれてました。永く暮らせる、年をとってもラクに暮らせる、楽しく暮らせるように。。。そんなお家ができました。
スタッフの皆さんもいつもニコニコしてて、見学会でもショールームでも優しく対応してくれて、大工の梶川さんも行くと娘に話しかけてくれたり、担当の田中さんは、いつも朗らかで娘も田中さんの事が大好きでした。メールできたお手紙をプリントアウトするとき、プリンターの前で出てくるのを楽しみに待ってたりしたんですよ(笑)。監督の増田さんも子どもがちょうど同じ年頃だったので、親としても共感し合えて、ボソッと言う何気ないことも真剣に とらえてくれて、真面目で頼りになりました。
一番印象に残っているのは建前の時です。自分たちの夢がだんだんカタチになって行くことがとても感動的でした。みんなで相談して一つの大きな物をつくって行くことで、ウィングさんとの人との繋がりも感じられたし、「家を建ててるんだ。」って実感がわき、「ここで暮らすんだな。。。」という安心感も感じました。土地を用意してくれていた妻の両親にも本当に感謝しています。
建て始めてからあっという間にここまで来ました。楽しみにしている事は、夏の“モワっ”がない事や、冬の暖かさとか、今床が冷たいし部屋も寒いので、どれだけ快適に過ごせるかってことです。“小屋裏エアコン”も楽しみです。娘も自分のランドセルを入れる場所がわかっていて、この間も現場に言った時にちょっと置いたりして、自分の場所が出来るのが楽しみみたい。(笑)
“家”というカタチが出来上がるそのプロセスを楽しむのであればウィングさんが一番だと思います。あの時、ウィングさんにわがまま聞いてもらおうって決めたことで、自分たちの想う家づくりが出来ました。
自分たちもたくさん見学会に行って、参考にさせてもらっていたので、1Fと2Fの床の違いとか、漆喰の天井とか、収納こんなにつくってみましたけどどうでしょうってところとか、せっかくなので、いろいろ見て何か参考にしてもらえればいいなって思います。



思いをカタチに...


ご縁を大切に、ご縁を楽しむ毎日を

おかげさまです。ありがとう。  

Posted by wingchair at 09:51会社・イベント・見学会

2013年08月11日

メンテナンスな一日


小笠のM様から「前から使っていたリビングエアコンを新築のリビングに移設してもらったのに効かなくて困っている」とメールをいただきました

以前購入した街の電気屋さんが取り合ってくれないというので、一番暑い時期をエアコンなしではたまらないだろうとすっ飛んで行きました

それで、よくよく話を聞いたら、移設を請けたのはウィングホームの電気屋でした

こういうケースは困りもので、配管が悪ければウィングの保証対象だし、エアコン本体が悪ければ購入先の電気屋さんの保証対象となります

しかも2009年のエアコンだったので、街の電気屋さんも困ってしまったのでしょう

でも、一番困っているのはM様です

とりあえず、ウィングホームでガスを無料で補充してみて、ダメだったらエアコンを買い替えるということになりました

次に買う時は、ウィングホームと提携しているマツヤ電気にするほうがいいですね、と納得されていました




というわけで、M様は、この一番暑い時期をずっとエアコンなしで過ごしていたわけですが、のんびりできている理由があります

それは、小屋裏エアコン

小屋裏エアコンは正常に動いているので、この1台だけで1階は29~30度、2階は寝るときに28度くらいで朝方は26度くらいまで下がるそうです

それで、ずっとリビングエアコンも使ってなかったのですが、8月になってさすがにもう少し冷やしたくてリビングエアコンを点けようと思ったら点かなかったということでした

つまり、7月はずっと小屋裏エアコン1台で過ごして何ら問題がなかったということです

外断熱+小屋裏エアコンの威力は凄まじいです

気になる電気代は、小屋裏エアコンを点けてから2000円あがった程度だとおっしゃっていました


話しは変わりますが、M様は、午後からのメンテナンス講座に予約をしてくれていたのに、急に自治会の用事がはいってしまいキャンセルになってしまいました

それで、メンテナンスで知りたかったことを聞いたら、漆喰の補修方法でした

キズがあれば補修用の漆喰を上からこするだけでいいですよ、とお伝えしたら、もうご自分でやっているとのこと



フックを付け替えた後を補修したそうです

ここだけみると目立ちますが、



全体を岩肌調に仕上げてますので、全体的にみると模様の一つになって全く分かりません

漆喰を扱いだして5年くらい経ちますが、他の壁に比べてメンテナンスが本当に簡単で、自分でもできちゃうのがすごいです




そして、午後からはメンテナンス講座

夏休みということもあって参加者は少なかったのですが、大満足していただけました

12月にも計画しているのですが、そのときも来たいとおっしゃっていただきました

詳しい様子は松下のブログをご覧ください


ご縁を大切に、ご縁を楽しむ毎日を

おかげさまです。ありがとう。




  

Posted by wingchair at 09:41工事・メンテナンス

2013年05月26日

気持ちいい日

昨日は気持ちいい晴天でした

外に出るとちょっと汗ばむくらい暑いのですが、家の中に入ると涼しくい最高の日でした

そんな気持ちいい日に掛川で建前がありました



午前中に棟上げまで進みました



お昼に上棟式を終えて写真撮影です

心地いい風が流れ込んでホント気持ち良かったです


そして午後は、ウィングファミリーさん宅のバスツアーです



最初はスタッフのおうち



平屋風2階建て、和モダンのデザインにみなさん興味津々



働く女性建築士が考えただけあって家事動線はバッチリ


その後、二組のウィングファミリーさんのお宅を見学させていただいきました




今回も大好評

「光熱費のことや、実際に住んでからきになったことがわかった」

「実際家具が入っている状態では部屋の広さや印象が全然違った。より生活感がわかって良かったです。エアコンが一台でほぼOKだと知ってびっくりしました。」

「実際に住んでいるお家を見学できることはなかなかないので、良かったです。」

「小屋裏エアコンの様子が聞けて良かった。」

「実際に住んでいる方の意見が聞けてとても良かったです。」

「家具や雑貨などお家の雰囲気にあった物をおいてあって、それも参考になりました。」

「移動の道中でウィングファミリーさんのいろんなお家が見れてよかったです。」

たくさんの嬉しいコメントをいただきました


みなさん、実際の幸せな暮らしを見て夢がますます膨らんだのではないでしょうか

みなさまも、ウィングファミリーさんと同じように大満足の家づくりに成功してもらいたいです


おかげさまです。ありがとう。


おかげさまです。ありがとう。
  

Posted by wingchair at 10:42会社・イベント・見学会

2013年01月20日

小屋裏エアコンの電気代


スタッフの冨永から、小屋裏エアコンの電気代を知りたいお客様がいるので、渡せる資料が欲しいと頼まれました

私は、自宅を新築した2000年5月からのデータを全てとってあるので、一部をまとめてプリントしました

せっかくですので、ここでも、少し紹介したいと思います




まず、夏(7、8月の平均電気代)について

2003年夏は、¥13,724
あのころは若くて、住み始めて3年は夏でもエアコンを点けない暮らしにトライしていました(笑)

2004年夏は、¥22,088
もういいだろうと、エアコンを使い出した年です

2005年夏は、¥19,122
小屋裏エアコン元年です。24時間点けっぱなしにして快適なのに、電気代が¥3,000下がるという事実を発見した年です

2006年夏は、¥21,929
子供が大きくなって、小屋裏エアコンが稼動していてもエアコンを点けてしまった分、上がりました(それでも2004年よりは下がっている!)


次に冬(12、1、2月の平均電気代)について

2003年の冬は、¥25,158
床暖房を頻繁に使っていたので、エアコンは時々でした

2004年冬は、¥28,014
リビングのエアコンをほぼ24時間点けっぱなしにしていました。その分、床暖房の使用は減りました

2005年冬は、¥30,529
だんだん贅沢になるもので、エアコンを24時間、床暖房も頻繁に使っていたら3万円を超えてしまいました

2006年冬は、¥22,643
薪ストーブを導入した年です。毎日のように薪ストーブを使っていました。たぶん、薪代は¥10,000くらいかな?

ちなみに、冬の小屋裏エアコンは最近始めたことなので、上記データには含まれていません

小屋裏エアコンを使い出した2010年冬の電気代は¥28,742なので、使ったからといって全体の電気代があがっていないことが分かります

(小屋裏エアコンは以前書いたコールドドラフトの防止にもいいんですよ!)


参考までに、子育て家庭の電気使用量は毎年5%くらいの自然増があるそうです

また、基本料金も徐々にあがっているので、この分も考慮すると、「小屋裏エアコンはかなり使える!」って思っています


『外断熱+小屋裏エアコンで快適な省エネ生活に貢献する!』

全国に広めたいです


おかげさまです。ありがとう。
  

2013年01月13日

リビング階段は冬寒い?



1/19(土)20(日)に掛川市内で予約制の見学会を開催します

今回も見どころ満載ですが、季節柄のポイントをご説明します


『リビング階段は冬寒い?』


最近よく聞かれます

答は...


『そりゃ寒いです!』


理由は...

エアコンやファンヒーターを使うと、暖まった空気は上にいきますよね

だから、リビング階段があると、暖気は2階へと上がっていきます

そうすると、代わりに2階の廊下の冷たい空気が階段から降りてきます

これを専門用語で「コールドドラフト」とも言います

「吹抜けだ暖房効率が悪い」というのは知られていますが、リビング階段も吹抜けみたいなものです

もっというと、吹抜けよりもリビング階段のほうが開口が狭いため、より風を感じます

(ホースの口を絞ったほうが水流が増すのと同じ理屈です)


でも、「リビング階段はどうしてもやりたい。」

そんな人には、コールドドラフトを防止する方法があります


一つ目は、空気を暖める暖房でなく、床暖房や蓄熱式の暖房器具を使うことです


二つ目は、二階の温度を暖めておくこと

我が家では小屋裏エアコンが活躍していますので、吹抜けですが、コールドドラフトは全く起きません


そして、三つ目は間取りの工夫です

どうすればいいのか?は、見学会場でご覧になれます


今回は予約制ですので、予めご希望の日時をメールまたは電話にてお知らせくださいね


おかげさまです。ありがとう。  

Posted by wingchair at 13:53会社・イベント・見学会

2012年12月09日

菊川で建前

今朝の室温は、1、2階ともに16度

 あれ、小屋裏エアコンを点けたのに昨日と変わらない?

 点けてから24時間経ってるから、効果があってもいいのに?

外に出て理由がわかりました

 「今日は寒い!」

外の温度計は今冬初の0度!

車にもうっすら初霜が...


昨日より4度も低いのに、室内は同じ温度

小屋裏エアコンの効果です




さて、朝は寒かったけど、日中は快晴でいい建前日和となりました

心配していた風も昨日ほど強くなく、工事も順調に進んでいます


おかげさまです。ありがとう。


  

Posted by wingchair at 17:42会社・イベント・見学会

2012年12月08日

朝から笑顔


今日は予約制見学会

いつもよりほんの少し慌ただしい朝です

いつも思うのですが、ウィングの事務所は高校のときのクラスのような雰囲気です

今朝も朝から笑い声が絶えません

特に今日は見学会なので、学園祭の日みたいな感じです(笑)

以前その話をしたら、スタッフが事務所の雰囲気を、「自習時間みたいな感じ。みんな自分のしたいことをしてるから。」と例えていたのが嬉しかったです




ところで、今朝7時に久しぶりに自宅の温度チェックしました

二階ホール(吹抜けあり)は16度

一階LDKは15度

外は4度でした


自宅を建ってから今までずっと温度チェックをしてきましたが、だいたい17度を下回ると寒さを感じるようになります

自宅には、床暖房、薪ストーブ、エアコンがありますが、最近昼は留守にすることが多いので、小屋裏エアコンを付けることにしました

LDKのエアコンを24時時間稼働してもいいのですが、そうすると空気が乾燥して加湿器も必要となるので、二階の天井面を温めて輻射熱を得ることにしたのです


例年より早めの寒さ対策ですが、効果のほどはまた報告しますね


おかげさまです。ありがとう。



  

2012年07月31日

すぐに寝つけて朝までグッスリ

最近、暑いですね

夜中に熱くて目が覚めてしまうという話も聞きます


でも、私はチョー熟睡

それは小屋裏エアコンのおかげです

暑くもなく寒くもなく、清涼感があふれる空気のなかで、鋭気を養っています

この快適さは言葉に表しにくいです


それでも日中は暑いですね

先日施工指導にいった北海道を思い出してしまいます

涼しかった~




夕方通り過ぎた支笏湖

こんなにきれいなのにビュースポットが設けられていないのが北海道らしい




前々から行きたかった洞爺湖、ウィンザーホテルからの眺め



洞爺湖サミットで有名になりましたね

1600円のコーヒーを飲んできました


おかげさまです。ありがとう。


  

2012年07月16日

家中ヒンヤリ

福岡のCasabassoの展示場

なかに入るとヒンヤリ

まるで洞窟にはいったみたいでした




それはPS放射冷暖房システムのおかげです

夏場は冷水を循環してパネルで冷房と除湿を行います

これ一基で家中どこも快適でした


「試してみたい!」と思って、予算を聞いたら180万円

ちょっと無理…

でも、よくよく考えてみたら、私たち、15万円程度で同じ効果のでるノウハウを持っていました

今夏はまだ稼動していなかったので、うっかりしてしまいましたが、

これです↓



そう、小屋裏エアコン!

これ一台で40坪以下のお宅なら夏中快適です

空気じゃなく、家自体を冷やすので、エアコンが苦手な人でも大丈夫

しかも、深夜電力も使うため、冷房費はかえってお安くなります

(キーワード検索結果はコチラ

自宅では10年くらい使っているのですが、夏でも家に戻るといつも快適ですよ


おかげさまです。ありがとう。

  

2012年07月07日

ロスの分譲地

最初にいったとこは、土地建物で8000万円くらい



5年前くらいと比べて、価格は高くなっているくせに、仕上げは安っぽくなっていました




10年前だったらカルチャーショックをうけて写真撮りまくってたような内装も、今では日本でもみかけるようになりました

LDKのスタディコーナーも、日本で普及しはじめていますよね




これは新鮮!薄型テレビを埋め込み、額をつけて、絵画のようにみせています

これだったら落ち着きますね




壁に埋め込めないのなら、こんなのは?

家具に埋め込んでいます

こっちはお金がかかりそう…


でも、テレビの埋め込み、やってみたいです




寝室のシーリングファンは部屋をゴージャスにみせます

最近、シーリングファンも安くなってきたし、小屋裏エアコンとの相性もよさそう




これはどうかと思いますが、スィッチプレートにまでクロスが巻き込まれていました


おかげさまです。ありがとう。




  

Posted by wingchair at 15:05旅行記

2012年01月16日

優れモノの暖房器

今年になってカーサキューブモデルハウスに登場した優れもの



階段下に静かに収まっていますが、これ一台でカーサ一軒すべて暖まっています



階段上のホールの温度は22.1度



リビングの温度は20.0度

昨日は寒い日だったのですが、ポカポカしていました


この暖房器の凄いのは、電気代が3分の1になる深夜電力で暖めているところ

深夜の間に、この暖房器に格納されているレンガに蓄熱して、朝になったら放熱します

だから、朝の料理や食事のときには、すでに部屋が暖まっているのです


気になるお値段ですが、税込30万円以下で提供したいと考えております

夏は小屋裏エアコン、冬は蓄熱暖房機

キレイな空気のなかで暮らすための新しい空調のカタチが見えてきました



※カーサキューブの看板に「エアコン1台で暖かい?」というフレーズがありますが、今は、蓄熱暖房1台を深夜のみ稼動しています


※蓄熱式の暖房機は、家自体の蓄熱性が高い外断熱の家との相性がバツグンです


温かさを体感したい方、お気軽にお立ち寄りくださいね♪


おかげさまです。ありがとう。







  

2011年07月05日

小屋裏エアコンでピークカット


一口に節電といいますが、一番重要なのは、電力需要のピーク時に節電すること(ピークカット)です

ピークは、夏の午後2時から4時となりますが、これは家庭のエアコン使用が増えることが原因だと言われています

逆に、このピーク時にエアコンを使わなければ、原子力発電に頼らなくてすむということです


(電気事業連合会のhpより)


でも、実際には...


私たちも節電に協力したい気持ちがあります

だから、午前中の涼しいうちはエアコンをかけません

でも、徐々に暑くなってきて、お昼を食べると身体の燃焼が追い打ちをかけ、だんだん我慢できなくなってきて

そのうち、悪いとは思いつつエアコンのスイッチを入れる

こんな感じではないでしょうか?


エアコンはスタート時に多くの電力を必要とし、さらに、一度暖まった部屋を冷やすために強運転となるため、ここに電力需要が集中してしまうのです

だったら、

午前中の涼しいうちからエアコンを稼働させ、午後になったら扇風機だけで過ごせるようにしたらいいのではないでしょうか?

(午後になると弱運転しかできなくなるエアコンとかあったら面白いですね。買う人は少ないと思いますが。)


さて、ウィングホームおすすめの「外断熱+小屋裏エアコン」

エアコン1台を小屋裏で自動運転させておいて、電力需要が少ない時間帯(深夜電力は電気代も安い!)に家全体を冷やします

高性能は断熱材で家全体を包み込んでいるので、いったん冷えた家は、午後になっても暖まりにくく、仮にエアコンのスイッチを切っても問題なく過ごせます


もし、エアコンを使う世帯の何分の1かが「外断熱+小屋裏エアコン」を採用すれば、大幅なピークカットになるのではと、一人妄想しています


この「外断熱+小屋裏エアコン」は、掛川のモデルハウスと、菊川のシェアショップで採用しています

体感したい人、詳しい話を聞きたい人は、お気軽にお寄りください


おかげさまです。ありがとう。
  

2011年07月04日

光熱費がかからないエコな家

土日で行われたcasacubeの涼しさ体験会

たくさんの方にお越しいただき本当にありがとうございました


(準備のときに初めて愛車を入れてみました)


「窓がなくても涼しいの?」

「エアコン一台だけの光熱費がかからないエコな家」

このキャッチでみなさん興味深々です

私もたくさんの質問をいただきました

会場でみなさんとお話しした内容をご紹介します


Q. エアコンはどこについているの?

小屋裏です


Q.どのくらいの大きさのエアコン?

 5.0Kの家庭用200ボルト。ケーズ電気で9万円でした


Q.点けっぱなしで電気代は高くならないの?

 新築現場での実験で、エアコン代として一か月4千円程かかることがわかっています
自宅に小屋裏エアコンをつけたときのデータでは、前年より月3千円ほど安くなりました。


Q.リフォームで後からつけられるの?

 ウィングホームで建てた家なら外断熱で施工されているので問題ありません
 でも、普通の家では残念ながら無理です



聞くだけと体感するのでは大違い

みなさん、自然の涼しさに納得して帰られました


小屋裏エアコンはこの夏の救世主だと思っています(理由は改めて書きます)

いつか「外断熱+小屋裏エアコン」が西日本のスタンダードになればと願っています


(自宅の小屋裏エアコンです)



詳しく知りたい方はコチラをご覧ください


おかげさまです。ありがとう。
  

Posted by wingchair at 08:23Comments(0)casa

2011年01月17日

小屋裏エアコン冬バージョン


本当の省エネ住宅というのは、断熱性能と冷暖房機器が相乗的に効果を発することが必要です

その結果、年間のエネルギー消費量を削減することはもちろんなのですが、そこに暮らすご家族が健康的でなくてはなりません

そのためには、冬も夏も単に空気の温度を快適に維持するだけでなく、家自体の蓄熱を利用するのが一番です

難しい気がしますが、

簡単に言えば、「外断熱」で家の断熱性と蓄熱性を高めて、「小屋裏エアコン」を設置するのがいいです

自分で発案し、十年近くお客様にすすめてきましたが、最近は、これを西日本のスタンダードにしたいと考えるようになりました

なぜなら、お客様の評判がいいからです




昨日は寒かったですね

雪もちらついたし。。

自宅の暖房方法は、リビングのエアコンをほぼ点けっぱなしにするか、薪ストーブを点けるかです

冬の小屋裏エアコンはまだ点けていませんでした


昨夜の二階のホールの温度は20度

収納階段を引き下ろして小屋裏にあがって温度計をみたら15度

ということは、2階の天井面は15度に引っ張られる可能性があります

そうすると空気の温度が20度でも冷輻射により、それ以下の体感温度になってしまいます

そこで、昨夜から小屋裏エアコンを稼働しました

今朝は小屋裏も2階ホールも同じ20度

天井面も20度ということになります


家の蓄熱を利用できれば20度でも十分ポカポカしていますよ

(今朝はシャツ一枚で新聞を取りに外に出たくらいです)


新しいデータがあればまた報告しますね


おかげさまです。ありがとう。  

2010年10月02日

小屋裏エアコン誕生まで

先日、小屋裏エアコンの電気代は一ヶ月4074円と書きましたが、説明が足りなかったので補足させていただきます


4047円の数字だけでは、小屋裏エアコンの効果はピンときませんよね


小屋裏エアコンが無いお宅だって、夏になればエアコンを使うので、電気代があがるはず

その場合と比べて電気代がどうなのか

これが分からないと比較できません


実は、私の自宅でとったデータがあります

小屋裏エアコンを付ける前の2004年の夏は一ヶ月¥22088だったのが、付けた後2005年の夏は一ヶ月¥19122に下がりました

なんと、3千円ほど安くなったのです!


すごいと思いません?

毎日、避暑地にいるように快適で、しかも、電気代が安くなるなんて

だから、みなさんにお勧めしているのです



では、なぜ私が小屋裏エアコンを思いついたのか?


私は、平成8年にエアーサーキットという工法に出会いました

この工法は、屋根、壁、基礎の全てを断熱材で包み込む外断熱が基本です

小屋裏と基礎に開閉可能な換気口を備えていて、夏の間は開くことで、気密断熱よりも通風を優先して、夜間の涼しい風により建物を冷やすという構造でした

(文字だけで説明するのは難しいです 汗;)

下請けで勉強させてもらってから2件のお宅に採用したのですが、実際に設計、施工してみると、建物の中を通風させるのは、間取り、温度、その他様々な要因の影響を受けすぎて、コントロールするのがかなり困難だという結論にいたりました

また、そのための専用資材も高価で、費用対効果に疑問を感じました

それで、あれこれ考えて、この工法を一番のポイントはどこか見つけました

それは、小屋裏の開閉装置でした

ここさえ開けば、夏の間に建物を冷やすことができるのではないかと


そして、自宅を建てるときに、さんざん考えた構造が、今のウィングホームのパッシブソーラーの基本となっています

自宅が完成して、データとり

素晴しい結果がでました

7月9日の昼には、外気が31度に対し、室温24度

家にはいるとヒンヤリしました


その夏はエアコンなしで過ごしました


しかし、一つだけ問題がありました

それは、お盆の時期、一週間だけは、効果が出ないということです

なぜなら、このシステムは夜間の冷たい通風に負うところが多く、風がない熱帯夜が多いお盆の時期は、建物を冷やすことができないからです

1週間は寝苦しい夜を過ごさなくてはなりません


また、あれこれ考えました

冷たい風がなければ、作ればいい!

パッシブではなくなっちゃうけど、小屋裏にエアコンを付けたらどうなるのだろう?

それなら夜だけじゃなく、昼でもずっと建物を冷やし続けられる!

すぐに10帖用のエアコンを買ってきて、電気屋さんに付けてもらいました


効果は直ぐに出ました

しかも、予想以上

7月9日に味わったヒンヤリ感を毎日味わえました


これが小屋裏エアコンの誕生秘話です


ただし、小屋裏エアコンは屋根断熱でないと付きません(屋根断熱にリフォームすれば可)

それと家全体が高気密高断熱でないと、効き目がないかも


もちろん外断熱がベストです



おかげさまです。ありがとう。